順位を競うだけではないのがモータースポーツの世界だ。技術競争の場でもあるからそ、人やモノ、金が集まり、自動車技術が進化する。知られているようで知らないモータースポーツでの技術開発競争について、レースカテゴリーや部品ごとに紹介する。
【主な内容】
・モータースポーツの見どころは順位だけではない! 「走る実験室」で磨かれる技術
・F1にこだわり続けたホンダ、なぜ参戦終了を決めたのか
・ディーゼル、ダウンサイジングターボ、HV……パワートレインのトレンドを映すWEC
・都市型モータースポーツ「フォーミュラE」、アウディBMWの撤退から見える転換点とは
・GRスープラやNSX、GT-Rが競うスーパーGT、共通化と競争領域を使い分け
・F1以上のコーナリング性能のシャシーも生まれた「スーパーフォーミュラ」
・トヨタの水素エンジン車が走った「スーパー耐久」ってどんなレース?
・1.6リッターターボと4WDで白熱したWRCは、PHEVと合成バイオ燃料で新時代へ
・GR86と新型BRZでさらなる盛り上がり、ワンメイクの「86/BRZレース」とは
・他社エンジンやモーター追加もOK、自由なルールでドリフト競う「D1グランプリ」
・電動化でさらにレースを面白く、時速380kmの戦い「インディカー・シリーズ」
・2週間で砂漠を疾走するダカールラリーは、電動化技術を磨く過酷な実験室に
・F1の2022年シーズンが開幕、技術規則の大幅改定で空力性能が変わる
・次世代燃料、バイオ素材……国内モータースポーツで加速する脱炭素
・耐久レースに同じマシンで出場可能に、群雄割拠のプロトタイプスポーツカーレース