構成する部品やシステムの多さ、継続的な技術の進歩を背景に、造船プロセスは複雑さを極めている。その一方で造船会社は、見積もりから退役に至るまで、船舶のライフサイクル全体にわたって価値を提供する必要に迫られている。
そこで導入が進んでいるのがPLM(製品ライフサイクル管理)ソリューションだが、造船業界では「エンジニアだけにメリットがある」など、PLMに対して共通の“誤解”が見受けられる。確かにPLMは、エンジニアが付加価値のないタスクに費やす時間の削減に役立つが、実際にはビジネス全体と船舶ライフサイクル全体にわたって価値を付加することもできるのだ。
また、全てのプロジェクトデータを集約・保管することで、世界各地に分散したチームがシームレスに連携できるようにサポートする他、パートナーやクライアントはいつでもどこでも正確な最新情報にアクセスできるようになる。本資料では7つのQ&Aを通じて、「費用が高い」「導入に時間がかかる」などの造船向けPLMに関する誤解を解いていくとともに、その機能やメリットについて解説する。