自動車や航空宇宙、産業機械、ハイテクなど、製造業界にもクラウドによる変革の波が押し寄せている。競争力と創造性を維持するにはクラウドがもたらす柔軟性が必要だと気付いた企業は、既に人事やCRM(顧客関係管理)、採用、購買といったバックオフィス業務に対して積極的に導入を進めているようだ。
しかし、モノづくりの現場に変革をもたらすことは決して容易ではない。一気にクラウド移行を進めようとすれば、その影響は広範に及ぶこととなり、管理が行き届かなくなる可能性も十分にある。そうなれば、多大なコスト増や、生産活動への悪影響といった事態を招くことも考えられる。
そうした事態を回避するには、既存のオンプレミスソリューションと併用しながら、段階的に導入を進めていくのがよいだろう。本資料では、3D CADやPLM(製品ライフサイクル管理)などの機能を使用することができるクラウドベースのコラボレーションプラットフォームを例に、概念実証から始まる4つのステップを解説している。実際に成果を挙げた「ルノー」の事例も紹介しているので、参考にしてほしい。