産業市場では今、画像診断による不良品検査や障害の未然防止をはじめ、自動化を含めた組み込みAIの活用が、実用化し始めている。しかし、従来の組み込みAIの推論処理はGPUを使用した機器が多く、電力消費の問題もあったため、機器の小型化/低消費電力化の要望とともに、AI推論に特化した専用ハードウェア/アクセラレーターを備えた製品のニーズが高まっている。また、最終製品に組み込むためにも高い信頼性と長期供給性も重要視しなければならない。
そこで注目したいのが、これらの要件を満たしつつ、エッジAIとしても利用可能なシングルボードコンピュータだ。搭載されている2つのコアでそれぞれLinuxとRTOSを同時に動作させられる上、AIアクセラレーターを付加したMPUの搭載も可能で、低消費電力でありながら高速なAI推論を実現。TensorFlowなどで開発したAIモデルをそのまま流用することもできる。
さらに、設計から製造まで自社の手によって行うベンダーにより、ハードウェア/ソフトウェアの手厚いサポートも提供されているため、組み込みAI導入を検討している企業にとって強力な味方となってくれるはずだ。本資料で、その実力をぜひ確認してもらいたい。