自然災害や米中貿易摩擦、急激な需要変動など、企業のサプライチェーンに危機をもたらす要因は多岐にわたる。このような不確実性の時代を勝ち抜くには、「可視性」「俊敏性」の確保が欠かせない。可視化したKPIは企業の考え方や組織上の役割・職位で異なるが、タイムリーかつデータドリブンな意思決定を目指すことは各社共通の課題となっている。
そこで実践したいのが「サプライチェーンコントロールタワー」の設置だ。これは、モノ/リソースに関する情報を統合的に管理・可視化することで、エンドツーエンドのサプライチェーン管理を実現する機能である。設置においては、社内エコシステムと社外エコシステムをシームレスにつなぐB2B統合基盤が必要になる。
本資料では、サプライチェーンコントロールタワーの重要性やメリット、その設置で押さえるべき2つのポイントについて解説する。併せて、社内外の垣根を越えたB2B統合を実現するプラットフォームや、B2B統合をイネーブラーとしたサプライチェーンDXの3つの実現案も紹介している。