建設業界向け文書業務デジタル化ガイド、あらゆるファイルを一元管理する方法は

　Microsoft Office文書やCAD図面、写真・グラフィックなど、多岐にわたる文書が日々生成され、その管理と共有に追われる建設業界。情報共有が紙と電子を横断するため閲覧も大変で、法規制に対応して長期保存なども必要になる上、情報漏えいや改ざんなどセキュリティ対策も考慮しなければならない。

　こうした中で注目されているのが、PDFによる一元管理だ。国際規格としてどのような形式の文書も簡単に変換可能で、閲覧する環境を問わず、専用のリーダーを使って確実に表示することができる。検索性が低い紙の文書も、PDFに変換してOCR処理すれば容易に検索できるようになり、クラウドを活用すれば文書とコメントを関係者間でリアルタイムに共有することも容易になる。

　また、閲覧・コピー・編集・印刷の制限など、データ保護に関する機能も充実している。その活用で柔軟なワークフローを構築した大手建設企業の事例や、紙文書やPDFに眠る非構造化データをBIM（Building Information Modeling）に抽出する活用例も含め、本資料ではPDFとリーダーを使った文書管理の実現方法について詳しく解説する。