スロベニアの特殊鋼メーカーであるSIJ Acroni。同社では、小口かつ多様な製品を大量に受注しており、生産計画が複雑化していた。また、過剰在庫を抑制することも課題だったが、既存の計画策定はExcelベースで行われており、改善は不可欠だった。
そこで同社は、炉から圧延まで、マテハンから切断ラインまでといった、生産工程全般のマテリアルフローを可視化する新たな計画手法を模索する。その中で出会ったのが、鉄鋼業界に精通した、あるテクノロジーパートナーだ。このパートナー企業が提供するソリューションを活用し、工程全体を完全に可視化したことで、中期/短期計画の統合と改善、生産ボトルネックの早期発見と対策、サプライチェーン関連のキャッシュフロー改善などが可能になった。
またこれによって同社は、KPIベースの生産計画への移行を実現。納期順守率と生産リードタイムを10%以上改善するなど、さまざまな成果をあげているという。本資料では、同社の事例を詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてほしい。