2023年4月から施行された改正省エネ法。新たに再エネや非化石エネルギーの利用に関する内容を報告書に盛り込む必要があるなど、製造業はこれまでと異なる対応が求めらるようになりました。
また次の2024年度からは、定期報告書の作成においても従来と異なる報告内容が求められるほか、任意開示制度についても本格的な運用が開始される予定です。
本稿では改正省エネ法の概要について改めて整理しつつ、実務における対応のポイントや注意点、さらに製造業のGX(グリーントランスフォーメーション)につながるマネジメントの方策について解説します。