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Vicor株式会社

製品資料

Vicor株式会社

基板実装型電源の高密度・高効率化を実現、拡張性の高い最新の先端電源システム

電源システムは、分散型DC-DCコンバーターから中間バスアーキテクチャ(IBA)へと進化しているが、IBAではさまざまな課題が顕在化している。ここでは、課題を解消して電力の高密度化・高効率化を実現する、最新の電源システムを紹介する。

コンテンツ情報
公開日 2023/12/05 フォーマット PDF 種類

製品資料

ページ数・視聴時間 4ページ ファイルサイズ 735KB
要約
基板実装型電源の高密度・高効率化を実現、拡張性の高い最新の先端電源システム
 基板の負荷が増えて電力が増大し、ますます高い電力密度が求められるようになったことで、電源システムのアーキテクチャは分散型DC-DCコンバーターから中間バスアーキテクチャ(IBA)へと進化した。IBAでは48Vの入力をコンバーターで12Vに降圧し、それを非絶縁型の負荷点(POL)に配置するレギュレーターで調整するが、大電力の負荷(CPU/GPU/AIプロセッサ)の近くに大電流の電圧レギュレーターを配置しようとすると、スペースの問題や効率の低下が発生するなどの課題があった。

 こうした電力供給の課題に対応するため、高い電力密度と効率を実現する新しい電源システムが登場し、注目度を高めている。IBAと異なり中間バス電圧からPOLに降圧する際に直列のインダクターを使わず、高電圧のレギュレーション機能と電圧変換モジュール(VTM)を使用。

 これにより、高効率・小型・高速応答・大電流に対応する拡張性が実現する。本資料では、高電力密度や大電流供給が求められるアプリケーションに適している同システムのメリットについて、さらに深掘りして解説する。