国際物流において、可視性の欠如が問題視されている。これは、コンテナ船のスケジュールや荷物の現在位置を正確に把握するのが難しいことに起因しており、納期の精度低下に伴う販売予測や生産計画のブレ、現状確認にかかる労力やコミュニケーションコストの増大の原因となっている。
そこで注目したいのが、フォワーディングと貿易システムをワンストップで提供し、サプライチェーン/貿易を可視化する国際物流プラットフォームだ。出港予定日や入港予定日などの本船動静情報が自動更新され、船社Webサイトでの確認が不要となる他、貿易担当者から製造、営業、サプライヤーまで関係者間でのリアルタイムな情報共有も可能になる。また、輸送データの蓄積/分析/活用がワンストップで提供されるので、サプライチェーンも最適化できる。
同プラットフォームの利用企業からは、貿易実務工数の約50%削減、コミュニケーション工数の大幅な低減など、多くの効果が報告されている。本資料では、総合商社の双日や明治フードマテリア、不二貿易などの導入事例を交え、同プラットフォームの機能や特長を詳しく紹介しているので、参考にしてほしい。