パッケージ開発コストを90％削減、ペプシコはフルカラー3Dプリンタをどう使った

　最新の3Dプリンタにはフルカラー機能が搭載されているものも多く、さまざまな色や硬さの材料を組み合わせ、多彩な表現が可能となっている。しかし、「その機能が本当に必要か？」という疑念を持つ企業も少なくない。そこで参考にしたいのが、ペプシコーラをはじめとする飲料や食品をグローバル展開するペプシコの事例だ。

　同社のプロセスは従来、デザインの属性を調べたり、色や素材のパレットから着想を得たりしてスケッチコンセプトに落とし込み、アイデアをキーショットレンダリング環境に持ち込むことで、ようやくマーケティングチームと共有することができた。だが、3Dプリンタを活用してレンダリングを3Dで実現したことで、デザインしたものが一晩で造形可能になり、90％のコスト削減と、93％の時間短縮を実現した。

　本Webキャストでは、同社の事例を通して、フルカラー3Dプリンタの使い方やメリット、優位性を確立する上でどう役立つのかについて、詳しく解説する。コンセプト立案から試作検証までを5日間で行えるようになったという同社の事例は、フルカラー3Dプリンタに対する疑問や不安を、きっと解消してくれるはずだ。