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三菱電機エンジニアリング株式会社

製品資料

三菱電機エンジニアリング株式会社

「歩きながらリアルタイムで計測」を可能に、注目のモバイル3Dスキャナーの実力

昨今の土木・建設業界ではICT活用が加速し、特に現況地形・建造物形状を把握する技術が急速に進歩している。そんな中、可搬型で、移動計測によってリアルタイムな3D点群取得が可能なモバイル型のスキャナーが登場した。その実力とは?

コンテンツ情報
公開日 2023/12/28 フォーマット PDF 種類

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ページ数・視聴時間 2ページ ファイルサイズ 1.53MB
要約
「歩きながらリアルタイムで計測」を可能に、注目のモバイル3Dスキャナーの実力
 土木・建設業界では今、人材不足や資材高騰などの課題に対処する手段として、ICT活用に対する期待が高まっている。中でも重要視されているのが、現況地形・建築物などの測量から保守点検まで幅広く役立つ3Dデータだ。その計測にはこれまで、航空レーザー測量やドローン空中写真測量など、さまざまな技術が用いられてきた。

 その中でも、費用やスキルのハードルが比較的低いのが、地上型レーザースキャナーによる測量だが、三脚などに固定せねばならず、現場の全体像を把握するには複数箇所での計測が必要なほか、事後のデータ処理にも時間がかかっていた。この問題を解決する方法として近年注目されているのが、モバイル型の3Dスキャナーだ。

 LiDARやネットワーク型RTK-GNSS、高精度IMUなどを搭載した同スキャナーは、自己位置推定とマッピングを同時に行うことができるSLAM技術により、移動しながらリアルタイムでの高精度な3D計測を実現。また標定点や三脚などは不要で、計測後も本体内で短時間のデータ処理が行われ、その場でタブレットやスマートフォンで表示できるなど、使い勝手にも優れている。本資料で、その実力を詳しく見ていこう。