エンジニア不足に悩む企業が多い中、業務部門の生産性向上を進めるべくRPAツールの導入が進んでいる。エンジニアに頼ることなく、現場の従業員が自分でツールを作成できるメリットは大きい。ただ、現実には「導入したのに自動化が進まない」という事態になりがちだ。
一方、RPA導入の成功事例を見ると、「誰が使うのか」が重視されており、「現場が使いこなせる」RPAを選ぶことが重要だと分かる。より具体的なポイントとしては「直感的にロボットを作成できること」が挙げられる。普段の業務手順に対応したコマンドを組み合わせるだけでロボットを作成できるといった、プログラミング知識がなくても問題なく作成できるツールを選びたい。
また、「全てのシステムを動かせること」も欠かせない。RPAの認識方式は、オブジェクト認識と画像認識の2つが主流だが、オブジェクト認識のみのツールでは、古いシステムに対応できない場合がある。本資料では、このように現場活用がスムーズに進むRPA選びのポイントを5つ取り上げ、具体的に解説していく。