原材料価格の高騰や半導体などの部素材不足だけでなく、人手不足が大きな課題となっている製造業界。その解消に向けてデジタル技術の活用が進んでいるものの、人を介する仕事は増え続けていることから、RPAを使った業務自動化への注目度が高まっている。
RPAとの親和性の高い業務としては、受注システムへの入力/確認業務や、生産管理業務、品質管理データの集計などが挙げられる。これらを自動化することで業務負荷の削減だけでなく、納期などに対するプレッシャーの軽減、また人的ミスの削減といった効果も期待できる。実際にある企業では、作成に半年かかる特殊品について納期の1~2カ月前になって「作成漏れ」が判明するという事態がたびたび発生して問題となっていたが、担当者に催促すべき項目の抽出や催促メールの送付を自動化したことで作成漏れがなくなり、納期遅れの大幅な改善につなげている。
本資料では、製造業におけるRPA活用の有効性について、事例を交えて解説する。RPA導入を成功に導くコツも紹介しているので、確実に成果を得るためにもぜひ参考にしてほしい。