ソフトウェアサプライチェーンが複雑化し、オープンソースソフトウェア(OSS)の利用が広がる中、自社製品に含まれるソフトウェアは適切な管理を求められる。しかし、従来の製品情報管理システムや部品管理表などは主にハードウェアを対象としているため、これらをベースに仕組みを構築することは難しく、製造業の新たな課題として顕在化しつつある。
こうした背景から登場したのが、ソフトウェアの構成要素などを一元管理するプラットフォームだ。バージョンなどの更新要素は「メジャー」「マイナー」「ビルド」という3つの単位で管理でき、さらにソフトウェアでよく行われる「流用」「派生」「統合」などの管理にも対応している。そして、モジュールの変更履歴は「家系図」として俯瞰的に確認することが可能だ。
これらの機能を活用することで、ソフトウェア開発成果物のトレーサビリティーは格段に向上し、これまで数日かかっていたような変更対象の使用状況や影響範囲の調査も、簡単かつ抜け漏れなく実行できるようになる。製品品質や開発効率の向上にも役立つという同プラットフォームの実力を、本資料で詳しく見ていこう。