深刻な人材不足に加えてコスト削減や作業効率化など、業務全般の改善が求められる製造業。これらの解決策として、AMRなどの搬送ロボットを導入する企業は多い。しかし、レイアウトの変更が多い工場では、AMRの導入そのものが難しく、検討しつつも断念するケースもあるという。
こうした課題に対して“導入のしやすさ”に焦点を当てたAMRが登場し、注目を集めている。同製品は、人や障害物を自動的に回避して移動するため、ガイドテープなどの誘導が不要で、既存環境のレイアウトを変更せずに導入できる。またPC用のソフトウェアとQRコードで簡単に操作でき、誰でも簡単に扱えるのが特長だ。本体サイズは、小回りの利くサイズなので「狭い通路の通行」「入退室の煩わしい場所」などでも活躍できる。
国内モーターメーカーがオールインワンで設計・開発を行っているため、品質も安定しており、購入後のサポートプランも充実。通信プロトコルを用いた外部設備との連携も可能で、これらの機能は定期アップデートによる機能拡張にも対応している。スモールスタートで自動化を始めたい企業にとって有効な選択肢となるはずだ。