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富士通株式会社

製品資料

富士通株式会社

ストレージのランサムウェア対策はどこまで有効? 機械学習機能はこう使う

ランサムウェア対策をうたうストレージ製品はどこまで効果があるのか。30日の機械学習で日々の運用操作を学習し、例外的な暗号化操作を検知すると即座にSnapshotを作成してデータを保護できる最新製品を取り上げ、その機能を検証してみた。

コンテンツ情報
公開日 2024/02/02 フォーマット PDF 種類

製品資料

ページ数・視聴時間 9ページ ファイルサイズ 5.88MB
要約
ストレージのランサムウェア対策はどこまで有効? 機械学習機能はこう使う
 既知の攻撃情報に基づく従来の防御手法だけでは、日々進化し、高度化するランサムウェア攻撃から組織の重要データを守ることは難しい。実際、国内においてもランサムウェア攻撃による被害件数は右肩上がりで推移しており、現状のセキュリティ対策が限界を迎えていることを露呈する形となっている。

 こうした状況に対する有効な打開策として、機械学習を活用した「自律型ランサムウェア対策機能」への注目度が高まっている。これは最新オールフラッシュアレイに搭載されるストレージ専用OSの新機能として提供されるもので、一定の機械学習期間を経てユーザーのデータ運用や固有の振る舞いなどを抽出・蓄積し、そこから逸脱した状況を自律的に検出する。この機能により、未知、あるいは将来の新たな脅威にも対応可能になるという。

 本コンテンツでは、実際に同製品を用いて効果を検証している。脅威の即時検出だけでなく、検出時点での自動バックアップや99.8%を誇るファイル復旧など、ランサムウェアの被害を最小化する性能をぜひ確かめてほしい。