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NTTコミュニケーションズ株式会社

事例

NTTコミュニケーションズ株式会社

火災現場の人命救助や被害拡大防止を効率化、消防隊でのスマートグラス活用術

コンテンツ情報
公開日 2024/02/06 フォーマット PDF 種類

事例

ページ数・視聴時間 2ページ ファイルサイズ 1.29MB
要約
火災現場の人命救助や被害拡大防止を効率化、消防隊でのスマートグラス活用術
 消防隊の活動において、現場の隊長には隊員の指揮だけでなく本部との情報共有や応援要請など、通信によるさまざまなやりとりが必要となる。多くの消防署ではその手段として電話や無線機を使用しているが、環境によっては隊長の声が届きにくい、音声のみで詳細な状況を伝えにくいなど課題を抱えている。

 こうした状況を受け、千葉県木更津市消防本部ではハンズフリーで操作できるスマートグラスを導入した。現場の隊長が装着して遠隔支援アプリを用いることで、本部と映像や音声の共有を可能にした他、画像やテキストを用いた的確な情報連携環境を整備することで、人命救助や被害拡大防止のための活動を効率化した。

 同消防本部が導入したスマートグラスはヘルメットや眼鏡の上からでも装着でき、比較的軽量で高性能なモデルだ。さらに、高画質の収録が可能な上、防塵・防水において高い性能を誇る。現状では現場と本部の1対1でのコミュニケーションの際に運用されているが、システム構成を変更すれば多拠点間のコミュニケーションも可能なため、新たな通信手段として注目されている。