EDIデータ処理で避けられない“取引先ごとの仕様”、シンプルに処理できないか

　デジタルトランスフォーメーション（DX）に取り組む上で、避けては通れないのがデータに関する課題だ。中でも流通・製造業界などのEDIでは、データ処理・管理に大きなボトルネックがある。“取引先ごとの仕様”の存在だ。

　この仕様に対応するために個別処理プログラムを構築したことで、ブラックボックス化や運用の属人化が進んだり、連携する基幹システムが肥大化してTCOが大きく増大したりと、多数の問題が生じている企業が少なくない。シンプルに処理するため、基幹システムから個別処理を切り離し、標準化・部品化して効率化を図りたい。

　それらをすでに実現している企業もある。ある食品メーカーでは、取引先別オペレーションの自動化などで事務処理コストを15％低減し、基幹システム選びの制約を解消できたという。本資料では、EDIのデータ処理問題を解消するツールとそれらの導入が生む効果を、事例も交えて紹介する。

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