1988年の開設以来、情報を生かして未来を切り開く人材の育成に務めている東京情報大学では、2020年に未来のデータサイエンスをけん引する優秀な人材を輩出することを目的として、「先端データ科学研究センター」を設置した。同センターでは特に、生命情報および情報セキュリティの2つの分野において、コンピュータによる大量の計算処理が行われている。
これらの計算には一般的なデスクトップPCが利用されていたが、データ量が膨大なため計算に多大な時間を割く必要があり、例えば機械学習モデルの検証に数カ月かかるなど、研究進捗の足かせとなっていた。そこで同センターが導入したのが、多コア型のAMD EPYCプロセッサ(コア数:60、メモリ:500GB)を搭載したサーバだ。
これにより、上記の検証期間が2~3カ月から約1週間に短縮された他、リソースの増強によって同時に複数の計算処理が実行できるようになり、センター内の活動がより活発化したという。計算状況を遠隔で確認できるタスク管理機能を備えるなど、作業の大幅な効率化を実現する同サーバのメリットを、ぜひ本資料で確認してほしい。