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富士通株式会社

事例

富士通株式会社

3社の事例に学ぶ、エシカル消費を呼び込むサプライチェーン変革とは

「エシカル消費」の重要性が高まる中、サプライチェーンの透明性を向上させ、消費者のエシカルな購買決定を支える仕組みづくりが必須となっている。その実現に向けサプライチェーン変革に取り組む3社の事例を紹介する。

コンテンツ情報
公開日 2024/03/18 フォーマット PDF 種類

事例

ページ数・視聴時間 4ページ ファイルサイズ 1.21MB
要約
 人権や社会・環境の持続可能性に配慮した商品を選択する消費行動を指す「エシカル消費(倫理的消費)」。その重要性が高まる中で企業が成長を続けるには、消費者のエシカルな購買決定を支える仕組みを整えるなど、“つくる責任”を明らかにしながら信頼を獲得していく必要がある。

 例えばビール飲料で高いシェアを誇るベルギーの醸造会社の事例を見ていくと、同社では大麦農場から消費者に至るまで、透明性を確保したサプライネットワークを構築し、ビールの原料となる大麦がどこで収穫されたのか、どこで醸造されたのか、またサステナブルな方法で製造されたのかなど完全なトレーサビリティーでビールの信頼性を証明している。また、非契約農家も含め欧州の全ての生産農場をつなぎ、新技術やネットワークの提供、資金面の支援を行う計画を推進するなど、農場と消費者双方の信頼獲得につなげている。

 本資料では、つくる責任を果たすべくサプライチェーンの透明性向上を図る3社の事例と、その取り組みを支える「ブロックチェーン技術」を紹介する。消費者のエシカル志向に応えるとともに、自社のESG経営推進に向けぜひ参考にしてほしい。