日建設計は、BIMの建物情報「BI(ビルディングインフォメーション)」に着目し、大規模大学病院の設計案件で、意匠・構造・設備のBIM連携=デジタルリレーを試みました。
設計の際には、BIMを設計情報を共有するためのプラットフォームとして位置付け、設備情報を前倒しで意匠BIMに採り入れ、意匠モデルで躯体負荷計算の自動化などのフロントローディングを実現したとのこと。
現状では、その大部分がアナログでやりとりされている設計情報をデジタル化するメリットと手法について、日建設計 エンジニアリング部門 設備設計グループ 浅川卓也氏の講演から解き明かします。
【要旨】
・意匠・構造・設備の連携=デジタルリレー
・大規模総合病院でのBIM連携の試行
・意匠部門のフロントローディングに対する反発
・デジタルリレーの成果と今後の課題