電子機器や部品などを分解したり破壊したりすることなく、内部を目視で確認して検査するための機械である「工業用内視鏡」。非破壊で対象物の内部の状況を確認できるため、工数やコストの削減につなげることができる。さらに、製品や試作品のあるべき形を維持したまま、詳細な検査が可能になる点も工業用内視鏡を使用するメリットだ。
近年では、自動車用のインバーター基板のように、「電子機器や部品の小型軽量化」「製品の内部構造の複雑化」が進んでおり、それに合わせて工業用内視鏡もよりコンパクトな製品がラインアップされるようになった。しかし、こうした製品に対しては、画質や耐久性、製品内部への挿入性といった取り回しに難があるという声もある。
本資料では、電子機器製品や試作品、部品などを非破壊検査するための工業用内視鏡の役割を解説するとともに、典型的なユースケースを紹介する。併せて「高画質」「高耐久」「優れた挿入性」を特長に持つ、工業用内視鏡の製品を紹介しているので、ぜひ参考にしてほしい。