製造業にもDXの波が押し寄せる一方、実際の製造現場では、その取り組みが思うように進んでいない。中でも品質管理部門では、ノギスやマイクロなどの測定機で検査した結果を、手作業で記録/保管しているケースが今も多く、手間やヒューマンエラーの増加などが課題となっている。
また、検査結果を一元管理する仕組みもないため、監査法人や顧客からのリクエストへの対応にかかる工数が増大する他、データの紛失や改ざんといった、セキュリティやコンプライアンスにおけるリスクも顕在化している。この状況を改善する方法として注目したいのが、多様な測定機から検査データを直接取り込むことで、測定業務の自動化と検査データの一元管理を可能にする、製造業向けの品質管理システムだ。
同システムは、検査表/管理図の自動生成から、データの改ざん対策まで、品質管理業務の省力化/平準化に貢献する機能を多数備えている。また、約30年以上の実績を生かし、各社のニーズに合わせたカスタマイズにも対応しており、品質管理のデジタル化に大きく貢献してくれるという。本資料で、その実力を詳しく見ていこう。