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アナログ・デバイセズ株式会社

技術文書・技術解説

アナログ・デバイセズ株式会社

車載ADASの進化で消費電力条件は厳しくなるばかり…… 電源設計はどう見直す?

今や自動車に欠かせないADAS(先進運転支援システム)の設計において、課題となるのが電源だ。センサー、カメラ、データ処理などにより消費電力が増え続けており、電磁妨害波の基準対応も難しくなっている。有効な解決方法はないものか。

コンテンツ情報
公開日 2024/04/12 フォーマット PDF 種類

技術文書・技術解説

ページ数・視聴時間 6ページ ファイルサイズ 1.72MB
要約
車載ADASの進化で消費電力条件は厳しくなるばかり…… 電源設計はどう見直す?
 今日の自動車は、自動非常パーキング、ブラインドスポットモニタリング、車両/歩行者警報および回避、車線逸脱警報など、多くのADAS機能が搭載され、センサー、カメラ、データ処理などにより消費電力量は増え続けている。そのためADASの電源は条件を満たすために、中間レールコンバーターも10A以上の電流を出力する必要に迫られている。

 また消費電力が増大すると、電磁妨害波の基準を満たすことはより難しくなってしまう。そこでアナログ・デバイセズでは、こうした消費電力、ソリューションサイズ、そして電磁妨害波の制約を満たす42V高電流モノリシックSilent Switcherレギュレーターを開発した。

 本稿では、その高い効率と極めて少ない電磁妨害波で、過酷な環境における熱とEMIに関する問題を緩和、小型ソリューションサイズを実現したスイッチング電源を2つ紹介する。