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SB C&S株式会社

技術文書・技術解説

SB C&S株式会社

樹脂成形複合材の妥当性の評価を効率化&高精度化、連携解析を実現する方法とは

自動車業界で繊維強化樹脂へのニーズが高まる一方で、妥当性を評価できるツールが少ないという課題がある。そこで注目されているのが、FEAソフトウェアと樹脂流動解析ソフトウェアの連携解析だ。どのようなメリットがあるのだろうか。

コンテンツ情報
公開日 2024/04/26 フォーマット PDF 種類

技術文書・技術解説

ページ数・視聴時間 5ページ ファイルサイズ 523KB
要約
樹脂成形複合材の妥当性の評価を効率化&高精度化、連携解析を実現する方法とは
 自動車業界では、CO2排出量の低減や衝突安全基準の厳格化など、環境や人命への配慮から軽量化のためにさまざまなアプローチが進められてきた。そこで強度と軽さを両立する「樹脂成形複合材」を使用する比率が高まっている。

 CAE(Computer Aided Engineering)ツールを用いて妥当性を評価するニーズも高まる一方で、これに適したツールは、数が少ないという課題があった。設計段階における妥当性の評価では、構造工学向けのFEA(有限要素法解析)ソフトウェアが広く用いられている。シェルやソリッドの複合材モデルの作成が可能になる他、複合材モデルを評価するための多彩な機能を有しており、単独でさまざまな複合材料の設定ができる。しかし、樹脂成形複合材を評価する場合は、樹脂中の繊維配向への対応が必要となるため、樹脂流動解析ソフトウェアとの連携が必要だ。

 本資料では、FEAソフトウェアと連携できる樹脂流動解析ソフトウェアの中でも、構造解析メッシュに樹脂流動解析の結果をマッピングできる機能を実装するツールを紹介する。連携解析により、どのようなメリットを享受できるのか、本資料で確かめてほしい。