多くの航空宇宙・防衛業界のメーカーでは、コストを抑えながら、変化する顧客ニーズに対応した革新的な製品を提供するため、統合化した製品開発チームを築いている。しかし、基本的な製品設計アプローチは進化しておらず、同じチームのエンジニアでも、電子、電気、機械、ソフトウェアのエンジニアリングにそれぞれ個別の専門ツールを使って作業をしている。
こうした体制ではプロセスがサイロ化し、エンジニア間でデータをやりとりする際に手作業が発生することになり、生産性の低下やコストの浪費を招く。一方スタートアップ企業では、こうした縦割り型の開発手法ではなく、アジャイルエンジニアリング手法を採用し、大きな成果を挙げているという。
本資料では、モデルベースのアジャイルエンジニアリング手法の基本や採用メリットについて、実例を交えながら解説する。併せて、「包括的なトレーサビリティー」「モデルベースの部品開発」「設計検証」「設計探索」の4つの領域でメリットを提供するエンジニアリング製品も紹介しているので、参考にしてほしい。