エンジニアリング時間を大幅短縮、環境変化に対応する次世代の重機設計手法とは

　自律走行トラクターやコネクテッド採掘装置などの重機におけるイノベーションが加速している。次世代の重機はより一層ソフトウェアが主体となり、電動化が進むことが予想される。エネルギー効率と生産性も重視され、低排出と高性能の両立も求められるだろう。

　このような状況において、エンジニアリング時間の大幅短縮を実現する手法が注目されている。設計と現場の双方向のデータ交換と、複数領域を網羅した現実的なシミュレーションにより、実際の機械の動作を予測することで全てのパフォーマンスの事前評価を可能にするという手法だ。さらに、自動化によって無数の設計案から要件をバランス良く満たす組み合わせを発見できる。

　本資料では、このコラボレーション型エンジニアリング手法を実装したSaaSソリューションを紹介する。実世界の物理現象シミュレーションをはじめ、エンジニアリング時間を大幅短縮するシームレスなCAE（Computer Aided Engineering）自動化など、次世代の重機設計に必要な革新を提供するものだ。