不正ログインの温床？　個人スマホの業務利用に伴うリスクは解消可能なのか

　個人スマートフォンを業務のやりとりにも使用している社会人は多いが、そのリスクがかつてないほどに高まっている。もともと誤送信が起こりやすい上、近年普及しているSNSアカウントが高リスクなのだ。2020年にはあるチャットツールで約4000人のアカウントが不正ログイン被害に遭うなど、大規模なインシデントが発生している。

　また、個人スマートフォンで利用するSNSアカウントは所属している本人に帰属するため、従業員が退職した際に、業務上のやりとりがアカウントに残ったまま、情報が持ち出される形になる。競合企業に転職した場合、その情報を流用されてしまう可能性が懸念されるところだ。

　加えて、公私混同による非効率、情報整理の非効率などの問題もある。ただ、やはり個人スマートフォンで業務のやりとりができることは便利だ。重要な点は、安全に「仕事用の連絡」ができればよいのである。そこで本資料では、個人スマートフォンの業務利用リスク対策として注目されるビジネスチャットの重要機能を紹介している。