ヒューマンマシンインタフェースとして人と機械の接点となるタッチパネルは、今や日常生活において欠かせない存在だ。その一方で実装にはハード/ソフトの両軸で開発を進める必要があり、さまざまな開発ツールと高度なプログラミングスキルを要求されるため、予算の限られる中小企業にとってコストと人的リソースの両面で課題が多い。
この解決策として、コストと性能のバランスを重視した組み込み型タッチパネルが提供されている。高性能MCUの「ARM Cortex M7」を搭載し、実装した機械を直接制御できる。液晶パネルは4.3~10.1型を選択できるだけでなく、IPS方式の24bitカラーの高輝度液晶を採用し、高精細な画像を表示可能だ。物理インタフェースはRS-232/485、Wi-Fi、イーサネット、CAN Bus、UARTに対応し、柔軟なカスタムもできる。
さらに、GUIデザインやHMIシステムの構築は無償開発ソフト「ADE」のみで完結でき、ローコード/ノーコード開発にも対応しているため、開発期間の短縮効果も大きい。作成したHMIプロジェクトは開発ソフトから実機に直接ダウンロードできるため、トータルコストを抑えられる点も特徴だ。本資料で詳細を確かめてほしい。