世界170カ国以上でビジネスを展開しているダイキン工業。同社の化学事業部は、世界中に拠点を構えており、海外の売り上げ比率は73%にも上るという。同部門では、2018年に日本の拠点が旗振り役となり、SAPのソリューションを中核とした「グローバル統一基盤プロジェクト」に着手し、帳票の作成から保存、配信までをシームレスに実現するため各国の拠点のシステム統合を目指すことになった。
もともと、それぞれの拠点からデータを集約する仕組みは構築していたものの、利用している基幹システムがバラバラだったため、集約したデータの加工に手間がかかっていたという。さらに基幹システム以外のシステムも個別に開発され、サイロ化が進んでおり、帳票関連の業務に数々の無駄が生じていた。例えば、同じ目的の帳票であっても、出力時のレイアウトがシステムごとに異なるといった問題に悩まされていたという。
本資料では、同部門がどうやって帳票関連業務の一元管理を実現したのか、事例として紹介する。どのような製品を導入して、問題の解決に至ったのかが見えてくる興味深い内容となっているので、ぜひ参考にしてほしい。