サイバー攻撃から重要インフラを守る、ゼロトラスト戦略と3つの対策とは？

　近年、サイバー攻撃の攻撃対象領域の多様化が進み、国内の企業や組織を取り巻くサプライチェーンリスクが増している。そこで注目されているのが、AIを活用した脅威分析と自動化のアプローチだ。この取り組みにおいては、ゼロトラスト戦略に加え、「攻撃面の削減」「侵入対策」「内部対策」の3つの対策が重要となる。

　ゼロトラスト戦略では、個別最適化されたポイントプロダクトではなく、環境全体に展開可能なプラットフォームによってシステムを守っていく必要がある。また、攻撃面の削減は、常に公開資産などを確認・分析し、発見されたリスクをスコアリングして、優先して対処すべきリスクを可視化することで実現できる。侵入対策では、未知の攻撃や、普段とは異なる振る舞いを検知する仕組みが必要で、内部対策では、侵入した攻撃者に目的を達成させないための可視化と検知の仕組みの構築が重要となる。

　本資料は、セキュリティ分野で20年以上のキャリアを持つ室井俊彦氏による講演会の内容をまとめたものだ。重要インフラを守るためのゼロトラスト戦略と3つの対策について詳しく解説しているので、ぜひ資料を確認していただきたい。