コンテンツ情報
公開日 |
2024/08/19 |
フォーマット |
URL |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
8分57秒 |
ファイルサイズ |
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要約
EVをはじめとする現代の自動車にはさまざまな箇所にモーターが使われている。それらのモーターシステムのデバッグではパワーアナライザが利用されるが、あくまでイン/アウトのパワー値を計測して効率を求めたり、消費パワーの計測を行ったりする単機能測定器であるため、測定結果が悪かった場合のデバッグ情報は得られない。また、トラブル状態(非定常状態)の測定ができない点も課題になる。
そこで注目したいのが、本動画で紹介されるモータードライブアナライザだ。本装置は、12ビットの高分解能オシロスコープをベースとし、専用のソフトウェア(モーターや三相インバーターのパワー解析オプション)が同梱されおり、あらゆる信号を捕捉し、三相の電気的および機械的パワー計算を行うことができ、パワー、制御、モーター挙動などの複雑な相関を把握することができる。パワーセクションと組み込み制御において、全てのテスト範囲に対応する柔軟性と、正確で安定したデバッグが可能だ。
現代の自動車は、モーター、インバーターを含めて非常に複雑なシステムの上に成り立っている。本装置はこの複雑さにどれだけ対応できるのか、本動画で確かめてほしい。