新世代の4スイッチ昇降圧コントローラーで省スペースと効率向上を実現

　4スイッチ昇降圧コンバーターは、入出力の短絡状態といった異常の発生時に入出力（I/O）を遮断することが可能で、オートモーティブシステムや汎用産業機器で多く使用されている。アナログ・デバイセズのLTC7878は、インダクターのDCRにより電流を検出する手法を採用した高性能な4スイッチ昇降圧コントローラーで、コンポーネントのコストを削減しながら高い効率が実現可能である。

　本稿では、このインダクターDCR電流検出ソリューションを従来型ソリューションと比較した場合の利点を解説する。