ドアベルやドアロック、IoTセンサーなど、家庭向けのさまざまなデバイスのスマートデバイス化が進んでいる。特にバッテリーで駆動するタイプのデバイスに対するニーズは、今後も増加すると予測されている。このニーズに応え、ユーザーに質の高いカスタマーエクスペリエンス(CX)を提供するためには、どうすればよいのだろうか。
その答えの1つとなるのが、バッテリーの効率とデバイスの応答性をさらに高めることを最優先課題として、スマートデバイスの設計に臨むことだ。具体的には、デバイスのアイドル時やスリープモード時、さらには多数のコネクテッドデバイスが稼働するような環境下でも、Wi-Fiへの接続を安定的に維持しながら、消費電力を最適化できることが理想となる。
本資料では、バッテリー駆動型スマートデバイスの設計において、重視すべきポイントをIPカメラのケーススタディーを通じて解説する。併せて、超低消費電力かつ高性能な制御チップが、スマートデバイスの消費電力と応答性の最適化に必要な理由も紹介しているので、ぜひ参考にしてほしい。