企業経営において知的財産保護は欠かせない取り組みだ。しかし、「知財文書がどこに保存されているか分からない」「拠点や部門ごとに管理ルールが異なり統制が取れていない」という企業も少なくない。また、それにより先使用権の証明で重要になるタイムスタンプの延長に手間がかかる、漏れが発生してしまうなどトラブルも生じているようだ。
それでは、知財文書の管理体制をどう見直せばよいのだろうか。その1つは、部署や拠点、書類の種類やプロジェクト単位といった自社運用に合った形で一元管理することだろう。保存場所を把握できるだけでなく、研究成果の時系列や関連性も可視化しやすくなる。昨今は、一元管理に加え、自動でタイムスタンプを付与したり有効性を延長したりできるツールも登場しており、人為的なミスも予防できるようになった。
本資料では、こうした知的財産保護のポイントを整理するとともに、その解決策として注目される知財アーカイブソリューションを紹介している。特許出願や先使用権の証明など、知的財産に関わる基礎知識も解説されているので、ぜひ参考にしてみてほしい。