業界特化型 技術・製品情報サイト
  • MONOist
  • EE Times Japan
  • EDN Japan
  • スマートジャパン
  • BUILT

フリアーシステムズジャパン株式会社

事例

フリアーシステムズジャパン株式会社

下水道関連設備は約1万4000点、川崎市はいかに維持管理を効率化したのか

コンテンツ情報
公開日 2024/10/01 フォーマット PDF 種類

事例

ページ数・視聴時間 2ページ ファイルサイズ 5.04MB
要約
下水道関連設備は約1万4000点、川崎市はいかに維持管理を効率化したのか
 都市基盤整備の最重要課題として下水道普及を推進してきた川崎市では、処理人口普及率が99.5%に達している(2021年3月時点)。一方で下水道ストックも相当量となり、下水処理、汚泥処理、ポンプ場の各施設で約1万4000点の機械・電気設備を有する状況になった。これらのほとんどが時間管理保全(TBM)で維持管理を行っており、老朽化も進む中で、いかに効果的・効率的に改築・修繕を行うかが課題となっていた。

 そこで同市上下水道局が目を付けたのが、設備の異常発熱を診断できるサーモグラフィーカメラだ。稼働状態のまま健全度調査が可能なため、運用停止ができないものや大型で分解調査にコストのかかるものに対しても有効だった。さらに振動測定のような熟練が必要なく、視覚で情報が得られること、報告や改築・修繕への対応検討がスムーズに行えることなども決め手となった。

 この取り組みによって、同局はより効果的・効率的な状態監視保全へのシフトを進めているという。本資料では、この事例から、設備の維持管理に役立つサーモグラフィー技術の画期的な効果を詳しく紹介する。