製造現場のDXとは、生産設備をデータ管理して最適化し、生産効率を最大化することだ。その実現においては初期投資やデジタル人材の教育といったコストが必要になるが、タクトタイムやリードタイムの短縮、生産管理工数の削減、トレーサビリティーへの対応など、そのコストを補って余りあるメリットが期待できる。
しかし、既存システムを変更するのは容易ではないため、“カン・コツ”に頼った管理や改善に終始してしまい、取り組みの開始に至っていない企業も多い。まずは経済産業省の「ものづくりスマート化ロードマップ調査」で示された、データ活用における3つのステップを参考に、“レベル1:データの収集・蓄積”から始めることで、DXが格段に進めやすくなるだろう。
そこで本資料では、データの収集・蓄積の際にボトルネックとなる、現場の各機器の上位ネットワークへの接続や、各工程間の相互リンクをスムーズに行う新発想のゲートウェイを紹介する。プログラムレスで100種類以上の機器に対応し、通信プロトコルの異なる機器同士の通信も可能とするその機能は、製造現場DX実現への足掛かりになるだろう。