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アナログ・デバイセズ株式会社

技術文書・技術解説

アナログ・デバイセズ株式会社

レーダー探知距離の延長:GaNパワーアンプのパルスドループを最小に抑える

コンテンツ情報
公開日 2024/10/17 フォーマット PDF 種類

技術文書・技術解説

ページ数・視聴時間 6ページ ファイルサイズ 1.94MB
要約
レーダー探知距離の延長:GaNパワーアンプのパルスドループを最小に抑える
 最新のフェーズドアレイレーダーでは、窒化ガリウム(GaN)ベースのパワーアンプ(GaN PA)が使われるようになり、旧世代のフェーズドアレイレーダーと比べ、性能が大幅に向上している。これは、真空管に代わり、RFシグナルチェーンの出力段に高度なソリッドステートエレクトロニクスが挿入されたことで、探知距離、分解能、検出能力の向上が可能になるからである。

 しかし、大出力のGaN PAでは真空管同様にパルスドループが生じ、これによりレーダーの探知距離に悪影響を及ぼす特性が見られている。本稿では、その影響を軽減するために何をすべきなのかを解説。また、パルスドループを最小限に抑え、高性能のフェーズドアレイレーダーに求められる要件を満たすことが可能なアナログ・デバイセズのGaN PA製品を紹介する。