GPUを搭載した「液冷方式」のサーバに対応、超省エネ型データセンターサービス

　製造業においてもAIをはじめとするテクノロジーを活用して課題を解決する動きが進んでいる。代表的な活用例を2つ紹介すると、まず1つ目は「製品設計の自動化・高度化」だ。EDA（Electronic Design Automation）にAIを用いることで、設計に変更があった際に、生産工程などに及ぼす影響をシミュレーションして、設計を最適化することができる。

　2つ目は「技能伝承・人材育成」だ。熟練作業者が記録していたノウハウをAIに学習させ、若手作業者はこの作業指示に従って作業を行うことで、作業者の違いによる品質のばらつきが解消される。ただし、こうしたAI環境の構築にはGPU（Graphics Processing Units）による汎用計算などの高い並列計算能力を確保しなければならず、サーバに応じた発熱対策や電力手配が必要になる。

　そこで有効な選択肢となるのが、高性能GPUを搭載した「液冷方式」のサーバに対応した超省エネ型データセンターサービスだ。本資料では、製造業におけるAIの活用例や、必要となるGPUサーバの最適な稼働環境、ICTインフラ整備などについて詳しく解説する。