ITによる業務変革が進む中、ネットワークのセキュリティ対策の重要度が増し、外部攻撃から企業データや業務システムを守る「閉域ネットワーク」の需要が高まっている。しかし、その導入に当たっては、拠点ごとの専用回線工事や構内ネットワーク構築、アクセス制御設定などが必要になるため、構築費用とリードタイムが大きな負担だった。
こうした課題を解消するのが、大手モバイルキャリア網で構築するネットワークだ。もともと高度なセキュリティを備えたネットワーク回線やモバイル通信エリアを利用できるので、拠点ごとの専用回線の構築工事にかかるリードタイムや構築費用がかからない。また、SIM単位でのアクセスコントロールをユーザー自身がポータルから自由にできるというメリットもある。
本資料では同サービスの概要やシステムアーキテクチャについて、ユースケースを交えて詳しく紹介する。IoT機器がWi-Fi接続の場合、顧客サーバへのアクセス回線を短期で構築したい場合など、用途・環境に合わせた構築バリエーションを提供できるため、業種・業界を選ばず導入できそうだ。