AI-OCRは、紙書類のデータ化を効率的に行う際に役立つツールだ。DXやペーパーレス化の動きが加速する中でこの導入が進み、多くの企業がメリットを享受している。
BPO業界大手のトランスコスモスも、その1社だ。同社では、取引先からメールやFAXで届く注文をデータ化し、顧客のシステムに連携・納品する統合受注サービスを提供しているが、このプロセスにおいて注文の手入力をいかに改善するかが課題となっていた。解消に向けAI-OCRを導入したわけだが、月間約2万6000枚の注文書を扱う大手食品メーカー向けの受発注業務において、32%の工数削減を実現するなど大きな成果をあげている。
本資料では、同社の取り組みをさらに詳しく紹介する。また、バックオフィス業務の効率化のためのサービスを提供するトッパン・フォームズ(現・TOPPANエッジ)、グループ内の経理・財務や人事、総務などの業務をシェアードサービスとして集約・提供するC&CビジネスサービスのAI-OCR活用事例も紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。