三井金属鉱業のセラミック製品を扱う事業部では、職人の勘や経験に頼る作業が多いものの、これまで同種の製品を手掛けたことがあればその記録を参考にしている。このため過去の製造記録を探すシーンも頻繁に発生したが、紙の書類で保管されていたことから探し出すのが一苦労だった。
そこで同事業部は、ある業務用スキャナーを導入した。自動仕分け機能などを活用して、負荷の低減とペーパーレス化を推進した上、製造記録もタブレットで簡単に確認できるようになったという。また、ダイハツ工業の九州部品センターでは、紙の物品受領書の保管スペースや、監査の際に書類をすぐ取り出せない企業統制上の課題に悩んでいた。同社も業務用スキャナーを導入し、データ化することで保管スペースを削減。さらにキーワード検索が可能になり急な監査にも対応できる体制が整うなど企業統制のレベルが向上した。
本資料ではこのように、紙の書類にまつわる課題を業務用スキャナーによって解決した製造業の事例を紹介する。伝票管理作業の時短や、請求書発行までのタイムラグの短縮など、さまざまな効果を生み出している同スキャナーの実力を確認してほしい。