製品のセキュリティ対策を全社規模で強化、“DXアプローチ”の実践方法とは？

　あらゆるものがインターネットにつながる今、製造業を筆頭に、サイバー攻撃を受けるリスクが増大している。しかし、ものづくりには設計から、部品の調達、組み立て、品質検査まで多数の過程があり、多くの自社社員や社外パートナーが関わる。さらに、自社でセキュリティを強化するのが難しい中小企業もサプライチェーンに加わるため、対策は困難となる。

　そこで検討したいのが、製品のセキュリティ対策にDXのアプローチを取り入れることだ。全社規模でセキュリティを強化する際に、組織横断で取り組むDXの手法が役立つという。ただし、製造関係者のセキュリティ意識が高いとはいえない状況では、現場が声をあげることは難しいため、トップダウンで取り組みを推進することが有効となるだろう。

　実際に、多数のソフトウェアを扱う製造事業者では、包括的な脆弱性管理を実現したいと考えていたが、あるプラットフォームを採用して対応状況を見える化するなど、DXのアプローチによって大きな成果を挙げているという。本資料では、DXアプローチで進める製品セキュリティ強化の秘訣を、事例を交えて詳しく解説する。