生産現場において乾燥や静電気は、機械や設備の不良・故障、ごみやちりなどの付着を招くなどさまざまなトラブルの原因となり、生産性や品質を著しく低下させる。また、作業者の健康を害する他、最悪の場合、火災の原因にもなってしまう。加湿することで乾燥、静電気の発生を抑えることはできるものの、今度は湿気による濡れや錆の発生というリスクが生じてしまう。
そこで昨今、注目されているのが、「ドライフォグ加湿システム」である。非常に細かな“濡れない霧”を噴霧することで、乾燥および静電気の発生を防ぐことができる。生産現場の湿度を制御し最適化できるので、乾燥・静電気にまつわるトラブルを一掃することが可能だ。加えて、省エネ・コスト削減・CO2排出量削減にも貢献する。環境全体およびスポット、どちらの加湿にも対応し、製品自体への加湿および調湿も行える。
本資料では、ドライフォグ加湿システムの導入事例を紹介する。エレクトロニクス、印刷、車両、プラスチック、繊維、農業、食品など、幅広い業界で活用されている同システムの詳細をぜひ確認してほしい。