AI活用で注目、第5世代 インテル Xeon スケーラブル・プロセッサの実力は？

　AI活用の推進に伴い、HPCによる大規模計算環境に対するニーズも高まっている昨今。こうした中、第5世代 インテル Xeon スケーラブル・プロセッサ（開発コード名：Emerald Rapids）が2023年末にリリースされた。1ソケットに最大64コアを搭載可能な他、CPU間接続のUPI速度が最大20GT/sへと向上し、AI／HPCワークロードにおける機能強化や、DDR5-5600メモリへの対応などが注目されている。

　このプロセッサだが、実際どれほどのパフォーマンスを発揮するのか。本資料では、第5世代 インテル Xeon スケーラブル・プロセッサと、第4世代 インテル Xeon スケーラブル・プロセッサそれぞれの2ソケットマシンで、各種アプリケーションのベンチマークを行い、実行性能を比較した結果がレポートされている。

　同レポートによれば、第5世代はHPL、STREAM、Gaussian、Amberといったベンチマークにおいては第4世代と同等もしくはほぼ同等、またVASPではインプットによっては第4世代を上回る実効性能を達成するなど、興味深い結果が見て取れる。本資料で、その詳細をぜひ確認してもらいたい。