日建設計は、明治大学 生田キャンパスの新校舎設計で、プロポーザル段階から基本設計、実施設計に至るまでBIMソフトウェア「Archicad」を用いた新たな設計BIMを試みました。
具体的には、基本計画で大学側との合意形成や日影シミュレーション、100分の1の詳細度で部分詳細図の作成などを実現しました。
本稿では、2025年春に竣工し、2026年にキャンパス整備が完了する約3年がかりのプロジェクトで、どのように設計BIMを試行錯誤したか、その挑戦の全容を詳しく解説しています。
【要旨】
・3つの場とつながる生田キャンパス新校舎
・プロポーザルの企画提案からBIMを活用
・3Dの空間共有で、大規模吹抜け空間の採用に
・BIMで建築の奥深さを学ぶ