3Dプリンタは、試作部品や治工具などの製作に使われるケースが増えている。金型製造の必要がないため、少量生産部品や、設計変更が多い試作段階の部品製品ではとりわけ、コストや生産リードタイムの面で3Dプリンタが優位性を発揮する。
一方、最近では量産への活用も増えてきている。量産向けの3Dプリンタには、「高い寸法精度と安定した品質」「生産性を向上させるスループットの高さ」「多様な材料への対応力」などが求められる。そこで本資料では、ある量産向け3Dプリンタ製品を紹介する。同製品は、UV硬化樹脂を材料に用いる光造形方式「DLP-P3方式」を採用。5Kの高精細なDLPプロジェクタを搭載しており、量産でも、高精度で安定した造形品質を実現できるという。
資料では、同製品の仕組みを解説した上で、「硬化時間の短縮」や、「グリーンパーツ(造形直後の品物)強度の向上」「部品破損のリスク低減」といった数々のメリットを解説する。治工具などの製作の他、シールやガスケットといった最終製品に組み込まれる部品の量産例も紹介しているので、併せて参考にしてほしい。