製造や建築といったモノづくりの現場における課題として顕在化しつつあるのが、労働人口の減少による慢性的な人手不足、技能の属人化とその継承の停滞だ。これらの課題を解決できなければ、人手不足が原因で仕事の受注が難しくなったり、人件費が高騰したりして、企業そのものを破綻させかねない。
そこで注目されるのが、タブレットやスマートフォンなどのスマートデバイスを使ったビデオコミュニケーションサービスだ。現場と本社などを遠隔でつないでスムーズな意思疎通を可能にするだけでなく、アプリやアカウントが不要であり、誰でも、必要なときにすぐに始められる。
加えて、専門用語を使わずに直感的な指示を可能にするポインター機能、情報共有のハードルを下げる写真撮影・録画機能もあるため、コミュニケーションコストの削減や属人的なナレッジの共有も容易になる。本資料では同サービスのメリットとともに、実際の導入事例も紹介する。工場でのトラブル対応を120分から20分に短縮するなど、さまざまな成果が得られているという。