OTシステムのセキュリティ問題、現場で採用されている“実効性のある対策”とは

　製造業やプロセス産業で稼働するOTシステムも、ITシステムと同様にネットワークにつながるようになり、サイバー攻撃のターゲットになる確率は必然的に高まった。特にこれらの業界はサプライチェーンへの依存度も高いため、OTセキュリティの確保はビジネスの参加条件の1つとなりつつある。

　こうした状況において、法規制やガイドラインへの適合、ルールの整備といった対応が進められているが、形骸化しないように注意が必要だ。それらをベースとして、「実効性ある対策」を実行できていなければ、サイバー攻撃リスクの低減効果は薄い。この実効性を高める上で重要となるのが、安全や環境、品質などに関する「現場で起こってほしくないこと」をベースに、サイバーリスクを考えることだ。

　本コンテンツは、さまざまなメーカーやプロセス産業のOTセキュリティ支援に携わってきたプロによるウェビナーの模様を収録したものだ。より効果的なOTセキュリティを実現するためには、どのように取り組めばよいのか、そのポイントを学べる内容となっている。

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